『  わたしの子よ、


“あなたの名”は 《わたしの手》のひらに 刻まれている。
誰も あなたを 《わたしの手》から、掴み取ることはできない。


わたしが 誰であるかにおいて、わたしを信頼しなさい。
何ら 疑いに余地を与えてはいけない。
わたしは あなたを 特に この時のために、
わたしの王国のために、わたしによって使われるために、
創造している。

わたしは あなたを “あなたの名”でもって 呼んでいる。
あなたは 「初め」から、わたしには見知らぬものではない。
わたしは 偉大な愛から あなたを 母体の中で 形造った。
あなたは わたしにとって かけがえのないものである。
わたしは あなたのための計画を心得ている。
それらは よいものである。


わたしの子よ、わたしとともに とどまりなさい。
わたしは 決して あなたを離れ去ることも、
捨て去ることもない。 けれども、あなたは
わたしを離れることはできる。
あるものたちは 既に している。
彼らは 迷い。 そして 彼ら自身の道を歩んでいる。
わたしは わたしに従ってくるように、誰をも強いない。

けれども、快く わたしに従ってくるものには、
わたしは 彼らを わたしの愛の腕のもとに、
安全に保とう。 わたしは 彼らを守ろう。
誰も 彼らを わたしから掴み取ることはできない。

わたしの子よ、わたしの計画は よいものである。
わたしは わたしの時に 全てのことが
よくなるように 働きかけている。
わたしに信頼しなさい。 わたしは あなたを失敗させない。

《わたしの手》は 助けるのに短すぎることはない。 しかし、
罪は あなたを 《わたしの臨在》から 分け隔てている。
わたしは 聖なるものである。
悔い改めて わたしとともに平安にありなさい。

わたしは 聞いている。 そして、わたしの時に答えよう。
わたしの子よ、《わたしの手》のうちにあり
あなたは 粘土のようなものである。
わたしは 陶器師であり、あなたは 粘土である。
信頼し、あなた自身を 完全に わたしに ゆだねなさい。
そして、あなたを わたしに似たものに模らせなさい。
わたしは あなたに 計画をもっている。
あなたは 決して 同じものではなくなるであろう。
あなたは 好ましくなり、わたしの王国の目的のために
わたしに使えるものとなろう。

《わたしの愛の手》は 不可能なことをなすことができる。
あなたは 決して 失望することはなかろう。


愛から わたしは 《わたしの手》を、さし伸ばしている。



誰でも わたしのもとに来ることができる。
わたしには 何ら 差別はない。   』